お店が伸びてる所と、そうじゃないの差って?

銀座に限らず、日本は企業存続されている会社が多いことでもご存じかと思います。

そこで今回は、産まれは聖路加病院ですが、あとは銀座育ちの私が見てきた、銀座で撤退したお店の傾向を箇条書きで書き出してみたいと思います。

もしかしたら、何かヒントがあるかも知れません。

 

ただし、素人目線ですので、一切責任は取れません。

 良くある撤退のケース

 ・飲食店に多いのですが、一旗揚げよう!という心意気は良いのですが、ある程度顧客をもっていない状態で出店。しばらくは珍しさで存続も、その後数か月~数年後撤退。

 

・確固たるブランドなのに、路面店には集客力がなくて、撤退。

こういうお店の傾向は、服飾店、貴金属店などの高級店に多いです。銀座だけでなく、有名な繁華街や大型店舗を出した結果、銀座の路面店に出店するメリットが薄れ、競争力が減少したのでは?と推測されます。

 

・銀座へ出店。立ち上げに成功も、10~20年後に撤退。

これは、多くは時代の流れについていけないケースが多いです。

飲食店ですと、高級であっても、顧客のニーズに合わなくなってメニューの柔軟性に欠けてしまった、働いているスタッフの独立による競争力の低下などがみられます。

 

また、経費の上昇を価格転嫁出来ずに撤退。というケースも多い感じです。

 

逆に伸びているところって、どんな感じ?

・時代のニーズを捉えてる

有名ブランドであっても、ニーズに合わせて微妙に変化しています。

今なら外国人観光客のニーズに合わせたお店作りや、飲食店なら、飽きないメニュー作り、もしくは、定番メニューがしっかりしている所や、集客力を維持されてる所は、たぶんですが原価管理等が出来ているのでは?と推測されます。

 

美容院や理容院も銀座は多いのですが、顧客のニーズを上手く取り込んだ結果、集客力が増え、他地域へ店舗展開される傾向はあります。

 

逆に飲食店で他地域への店舗展開は、自分が知る限り少ないと思います。飲食企業が名前を変えて出店してるケースが銀座にも多く、銀座発。というのは、近年少ないような感じがします。

 

・接客などがしっかりしている

流行らないお店は、どんなにお金をかけても流行りません。名前は伏せますが、お店の総合力低い所にこの傾向が多いです。人手不足の為、スタッフ教育がおざなりになってしまった結果、外国人と一部顧客しか利用しないお店もあります。

 

顧客への対応方法は、色々あると思いますが、そのブランド、企業を代表しているんだという心意気、心構えがないと厳しいんじゃないかなぁ。と思います。過剰接客している所もありますし、成功体験の積み重ね等が大事という点は、銀座の老舗がなぜ生き残っているのか?に通じる所あるのかも知れません。

 

・競争力のあるブランド

マロニエゲート(旧プランタン銀座)に出店しているニトリ、中央通りに出店しているユニクロなどに代表されるように、競争力がある会社は生き残るケースが多いです。

 

当たり前な感じになっていますが、次回は、私が小さい頃から知っている場所などを挙げながら、街並みの変遷みたいなのを、紹介したいと思います。