銀座のイメージは、高級ブランド、華やかなで日本有数の街。
そんな街に産まれたらどうしますか?
自分でも、何か伝えられるんじゃないか?
という思いで書いたのが、このブログです。
〇自己紹介のようなもの
1970年代に産まれ。バブルを10代~20代で経験します。
大学卒業前にバブル崩壊を経験することになります。
銀座に産まれたら、お金持ちじゃね?と思いますよね?
代々所有していると、祖父母の代が場合が多く、お金持ち?は祖父な感じです。
自分の場合は、祖父の所有しているビルに住んでいる家庭に産まれました。
50人規模な零細企業をしている父、母、兄がいて、裕福?なにそれ?という普通の家庭な感じです。
銀座は、街並みは高級ですが、バブル前までは、戦前戦後から住んでいる人が多かったんですよ。
例えるなら、通っていた、1学年2クラスの区立泰明小学校だと、半分は銀座、残り半分は、築地、勝どき付近といった感じです。
お金持ちな知り合いは勿論います。
しばらくすると、バブル到来。
バブル前後で小学校の同級生は、殆どいなくなりました。
地上げや、投資に失敗等で、転居するが多い感じで、バブルの銀座は凄かったですが、その話は、またの機会に。
うちの場合は、祖父が投資をしなかったので、バブルに踊らされる事はなく、無縁な感じ。
父は零細企業の創業者らしく、事業を堅実に大きくしていったイメージです。
自分が大学生の頃、祖父の死去。親戚同士が争う中、父が主導し銀座を相続。
東日本大震災の1年後に父が死去。
今度は自分が相続に悩む順番になります。
幸いにして、経営していた零細企業が超赤字でしたので、所有している土地建物含めた相続税は低めに出ました。
それでも、相続税の猶予期間は1年後までに、都内マンション価格の平均2~3件分を納めなければ、いけなくなりました。
勿論、銀座のビルを手放し、お金持ちの仲間入りの選択肢もあります。
結果、銀座を手放すのはやめて今まで蓄えた自分の資産等をかき集め、借金を新たにすることなく、相続税を支払いました。理由は、産まれ育った銀座を手放すには、まだ早いと思ったからです。
当たり前かも?ですが、生きていると選択しなければ、いけない時があります。
何が良いかは、40年以上生きていますが、未だにわかりません。
でも、銀座に産まれたおかげで、雲の上のような大企業の経営者の方々と運よくお会いする機会が出来たり、バブルでの悲喜こもごも、色々経験させて頂きました。
何か感じて頂けたら、うれしく思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。